治療百家 健康ブログ
健康関連の新聞記事のスクラップです。 全国の治療院・接骨院紹介の治療百家のブログです。
大音量だと「もう一杯!」の傾向 仏の大学、バーで観察
酒場の音楽の音量が大きいほど、客が飲むビールの量が増えることがわかった。フランス・南ブルターニュ大などのチームが、バーで実験した結果をアルコール依存症や関連疾病の専門誌に発表する。

 土曜日の夜、フランス西部にある若者に人気のバー2店で、店内の音楽の音量を「普通」と「かなりうるさい」のどちらかにして客の行動を観察。生ビール(250ミリリットル)を飲むのにかかる時間や注文数などを調べた。

 この実験を繰り返し、18〜25歳の男性計40人のデータを分析したところ、音量が「普通」の場合、客はビール1杯を14.51分かけて飲み、帰るまでに2.6杯を注文していた。「かなりうるさい」では1杯にかかる時間が11.45分と短くなり、注文数が3.4杯に増えていた。

 研究チームは、音楽の音量が大きいと「客が目覚めた状態になる」か「他の客と話をしにくくなる」ことが、酒量が増える現象の背景ではないかとみている。

 フランスでは過度の飲酒による死亡や交通事故が懸念されており、同大のニコラ・ゲゲン教授は「バーのオーナーは音楽の音量をほどほどにしてほしい」という。

朝日新聞


酒は憂さ晴らしに逆効果?・東大がラット実験、嫌な記憶強化
 憂さ晴らしに酒を飲んでもむしろ逆効果? 嫌なことを思い出した直後にアルコールを摂取すると、かえってその記憶が強められることを松木則夫東京大教授(薬理学)らがラットの実験で見つけ、28日までに米専門誌の電子版に発表した。

 人の場合なら、嫌なことを忘れようと酒を飲んで一時的に楽しくなっても、翌日には楽しいことを忘れ、嫌な記憶が強く残ることを示しているという。松木教授は「酒を飲まずに、嫌な記憶に楽しい記憶を上書きしてしまうのが良いのでは」と“しらふの気分転換”を勧めている。

 実験で、かごに入れたラットに電気ショックを与え、恐怖を学習させると、かごに入れただけで、身をすくめて固まるようになる。チームはいったん固まった直後のラットに飲酒相当のアルコールを注射した。

 その結果、注射しないラットと比べると、かごの中で固まり続ける時間が長くなった。その効果は2週間続き、記憶が強くなったと判断されたという。〔共同〕

「寝酒」ご用心 睡眠障害の原因に
 厳しい冷え込みの続く中、布団に入る前にちょっと1杯…。毎日の締めくくりに、「寝酒」をたしなむ人は多いだろう。しかし、眠る前にアルコールをとると深い眠りにつけないばかりか、さまざまな睡眠障害の原因にもなりうるという。「寝酒の習慣化にはくれぐれもご注意を」と専門家は呼びかけている。
 「酒を飲んで眠り込んでいるのは、睡眠ではなく、“意識を失っている”状態」とその危険性を訴えるのは東京医科大学教授で代々木睡眠クリニックの井上雄一院長。
 井上院長によると、アルコールによる睡眠は、正常な睡眠とは異なり、浅いノンレム睡眠の状態が長時間続くため、「脳も体も十分には休まらない」。夜中に何度も目を覚ます中途覚醒(かくせい)や、早朝覚醒の原因にもなるという。
 アルコール依存症になる危険性もはらんでいる。「不眠対策で寝酒を始めた人の方が、ストレス発散で酒を飲む人より依存症になる割合が高い」と井上院長。体がアルコールに慣れてきて、少量の飲酒では眠れなくなり、徐々に飲酒量が増えてしまうためだ。ひとたび大量の寝酒習慣がつくと、いざやめても、一時的に強い不眠症に陥ったり、動悸(どうき)や震えなどの症状が起きることもある。
 アルコールには生体リズムの周期を遅らせる作用があるため、だんだん夜更かしになり、しまいには朝起きられずに出勤できなくなる例も。脳・脊髄(せきずい)の神経障害を引き起こして、睡眠中にむずむずしてじっとしていられなくなる「むずむず脚症候群」、夢遊病などの睡眠中の異常行動を悪化させる場合もある。
 中でも、「自殺行為」と戒めるのが睡眠薬との併用だ。いわゆる睡眠時無呼吸症候群を悪化させ、長時間呼吸が止まることもあるという。
 「『お酒で眠る』という考え方をまずやめるべきです。不眠で困っているなら、医師の指導に基づいて睡眠薬を飲んだ方がずっと安全」と井上院長。「夕食時だけ、しかも少量にとどめて、就寝時間の3〜4時間前は飲まないようにすれば、睡眠中の問題は起きにくくなります」と話している。

産経新聞


慢性閉塞性肺疾患のリハビリ
呼吸機能 歩行で鍛える
 北九州市の森山久伸さん(68)は、49年間、1日40本たばこを吸ってきたヘビースモーカーだった。それがたたり、体を動かすと息切れし、棚の軽い荷物を上げ下げするだけで呼吸が乱れる。約10年前、COPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)と診断された。だが、同市の霧ヶ丘つだ病院で「呼吸リハビリ」を続けるうちに、息切れは次第に軽くなり、体力もついてきた。

 COPDは、たばこなど有害な空気を吸い込むことで気道や肺に障害が起き、呼吸が苦しくなる病気。森山さんは1997年、呼吸器疾患が専門の同病院で、悪化を防ぐため、呼吸リハビリを勧められた。だが、最初は「きつくても、やらなくちゃいかんのか」と乗り気ではなかった。

 まず、イスに座り、肩をすぼめたり、両手を伸ばしたりして体をひねるウオームアップ。COPD患者は、呼吸に大切な筋肉がやせて使えなかったり、横隔膜が十分に使えなかったりするため、代わりに「酷使」される首近くの筋肉をほぐす運動だ。これなら、それほど苦にならない。

 だが、主要なリハビリ内容になると、楽ではない。チューブで鼻から酸素を補給しつつ、ベルトが動く歩行マシンに乗り、スピードを変えながら5〜15分間歩く。別のマシンを使って筋肉も鍛える。

 上手にたんを出すためのせきの仕方など、息切れを軽くする日常生活の工夫や、食事や栄養の指導なども受ける。

 次第に歩ける距離が延びるなど効果があがり、「がんばったなあという達成感や、リハビリを続けられる喜び」を感じるようになった。

 昨年9月、気管支炎が悪化して入院した時、6週間の呼吸リハビリ・プログラムを行った。効果の指標として、6分間に続けて歩ける距離を測ったところ、当初の200メートルから320メートルに延びた。通常は60メートル延びれば有効とされている。さらに、連続して歩行できる時間も、15分から30分に延びた。

 栄養指導を組み合わせたことで、一時は48キロ(身長1メートル74)に落ち込んだ体重も、53キロに回復した。「支えてくれる医療スタッフの存在が大きかった」と振り返る。

 一度低下した肺機能を完全に取り戻すことはできない。しかも、呼吸器疾患の患者は肺炎などで悪化を繰り返し、呼吸機能がさらに低下することも少なくない。

 「息切れを軽くし、体力をつけて日常生活を楽にする。リハビリは続けることが肝心です。自分の病気を知り、悪化を防ぐことが大切」と、同病院で呼吸リハビリを統括する理学療法士の江里口杏平さん(30)は説明する。

 英国ウェールズ大病院などが、200人のCOPD患者を対象に6週間の呼吸リハビリを行った研究によると、リハビリの実施後、6分間の歩行距離は5割以上延びた一方、リハビリをしない場合は歩行距離が短くなった。

 COPDの患者は国内に約530万人、チューブで濃縮酸素を吸入する在宅酸素療法を行う患者は約13万人と推測される。在宅で療養している人も多く、閉じこもりがちな生活から、うつ状態や体力低下につながることもある。このため同病院は、併設されているデイケア施設でも、呼吸リハビリを行っている。リハビリには「仲間づくり」も重要なようだ。

読売新聞

喫煙、40歳男性で寿命3・5年縮める…厚労省研究班調査
 たばこを吸う男性は、吸わない男性に比べて40歳以降の余命が約3・5年短くなることが、厚生労働省研究班(研究班長・上島弘嗣滋賀医大教授)の大規模な疫学調査でわかった。

 寿命に対する喫煙の影響が、具体的な数値として明らかになったのは国内で初めて。喫煙対策の重要性を示す研究として注目される。

 1980年に、全国300か所の保健所で健診を受けた男女約1万人(平均年齢約50歳)を対象に、喫煙習慣の有無や喫煙量を質問し、1999年まで追跡調査。亡くなった約2000人の年齢と喫煙習慣から平均余命を算出した。

 その結果、80年時点でたばこを吸っていた男性の場合、40歳時の平均余命は38・6年で、吸わない男性の42・1年に比べ、3・5年短かった。1日に2箱以上吸う男性の余命は38・1年で、非喫煙者との差が4年に拡大した。

 65歳男性では、喫煙者の余命は16・8年で非喫煙者は19・3年。女性の場合、吸う人の40歳時の余命は43・4年、吸わない人は45・6年で、いずれも喫煙者が短くなった。

 80年の時点では、調査した男性の喫煙率は62%と高く、その後も高率で喫煙を続けたとみられる。一方、途中で禁煙に転じた人がいる可能性もあり、研究班では、仮に誰も禁煙しなかったら余命格差はさらに広がったとみている。

 調査時、「禁煙した」と答えた人の余命は、大半の世代で喫煙者と非喫煙者の間の値となり、禁煙が余命を延ばす効果も確認された。

 喫煙が寿命を縮めるのは、肺がんや脳卒中、心筋梗塞(こうそく)による死亡率が高まるためで、研究を主導した村上義孝・滋賀医大特任講師は「平均寿命が3・5年短くなることは、ほぼ20年前の寿命に逆戻りしたことに匹敵する。たばこの影響は大きい」と話している。

 海外では、喫煙が寿命を短くする数値を示した研究がある。日本では、喫煙で肺がん、心筋梗塞の死亡率が高まるとの報告はあるが寿命への影響を調べた研究はなかった。2005年、日本人の喫煙と寿命の関係についてただした民主党衆院議員の質問主意書に対し、政府は「数値等の資料がないため、回答は困難」と答弁書を出している。

 国の調査では、2005年の日本人の平均寿命(0歳時の平均余命)は男性78・56歳、女性85・52歳。この差にも、喫煙習慣の男女差が大きく影響していると研究班ではみている。

読売新聞

たばこ:一本でダイオキシン摂取基準200倍相当の物質も
 たばこの煙に含まれる物質が、細胞内でダイオキシンと似た働きをし、1本分の煙が、1日の摂取基準を約200倍上回るダイオキシンに相当することを、山梨大大学院生の河西あゆみさんや、北村正敬教授(分子情報伝達学)らが突き止めた。

 米国のがん専門誌「キャンサーリサーチ」に論文が掲載された。

 ダイオキシン類は、細胞内の「ダイオキシン受容体」と結合し、活性化させて毒性を発揮する。たばこの煙は微量のダイオキシンを含むと分かっていたが、他に約5000種類の化学物質も含むため、総合的にどれだけ同受容体を活性化するかは不明だった。

 研究チームは市販のさまざまなたばこ1本分の主流煙を、溶液に溶かして抽出液を作った。一方で、同受容体が活性化すると特殊なたんぱく質を分泌する細胞を、遺伝子操作で作成。この細胞に抽出液を加え、活性化の程度を調べた。

 タール10ミリグラムを含む平均的なたばこの場合、活性化の程度は、ダイオキシン3万9300ピコグラム(ピコは1兆分の1)が受容体と結びついたのに相当した。体重60キロの人なら、国が定めるダイオキシンの1日耐容摂取量(体重1キロ当たり4ピコグラム)の164倍に当たる。タールの多いたばこでは200倍以上に達した。

 さらに、同受容体の活性化で特殊なたんぱく質を作るマウスを作成。主流煙を直接吸わせる実験や、周囲に流して受動喫煙と同じ状態にする実験をした。いずれもマウスの血中でたんぱく質が増え活性化が確認された。

 北村教授は「受容体は今回、主にダイオキシン以外の物質で活性化したとみられ、大量のダイオキシンを浴びたのと同じ害が出るわけではない。だが、遺伝子操作でこの受容体を常に活性化させたマウスは、がんや免疫異常を起こす。喫煙者も同様の心配がある。喫煙させたマウスでは、活性化が4日続いた」と警告している。

毎日新聞 
たばこの毒、細胞内ではダイオキシン並み 山梨大研究
 たばこを吸うと、猛毒ダイオキシンが大量に体内に入った時と同じ反応が細胞内で起こる――。こんな報告を、山梨大医学工学総合研究部の北村正敬教授(分子情報伝達学)らが、米学術誌「キャンサー・リサーチ」15日号に発表する。

 ダイオキシンはヒトの体内に入ると、細胞にある受容体(カギ穴)にカギが入るように結びついて細胞を活性化させ、毒性を発揮する。国は健康に影響しない1日の摂取量を、体重1キロ当たり4ピコグラム(ピコは1兆分の1)と示している。

 北村さんらは、たばこの煙とこのダイオキシンの受容体とのかかわりに着目。市販されているたばこ1本分の煙を溶かした液体を使い、マウスの細胞の反応を調べた。国の基準の164〜656倍のダイオキシンが受容体に結びついた状態にあたる活性がみられ、タール量が多いと活性も高くなる傾向が出た。

 さらに、受容体に結合すると血中に特殊な酵素が出るように遺伝子を操作したマウスに、たばこの煙を吸わせると、24時間後に酵素の量が約5倍に増えた。

 北村さんは「たばことかかわっていると見られる発がんや妊娠異常などはダイオキシンの健康被害と似ており、同じメカニズムが関与している可能性がある」と話す。

   ◇

 〈キーワード:受容体〉 細胞や細胞膜に存在し、ホルモンや化学物質などと結合して細胞内に反応を起こすたんぱく質。ダイオキシンはAh受容体(芳香族炭化水素受容体)と結合し、毒性を発揮する。

朝日新聞
たばこ:副煙流の吸入 短時間でも危険 米保健福祉省
 米保健福祉省は27日、同国の間接喫煙の健康被害に関する報告書を発表した。たばこの副煙流の吸入によって非喫煙者が心臓疾患やがんにかかる危険性は20〜30%高まり、乳幼児突然死症候群(SIDS)や子供の呼吸器疾患などの原因になると指摘。被害リスクをなくすには、禁煙の完全な実施しかないと強調している。報告書をまとめたカルモナ医務総監は「2〜3分の間接喫煙でも心血管や呼吸器に悪影響を与える」と会見で危険性を訴えた。

 同報告書によると、全人口の約4割にあたる約1億2600万人の非喫煙者が間接喫煙を強いられ、3〜11歳の子供では2200万人に及んでいる。一方、非喫煙者のうち間接喫煙をしたと確認できた人の割合は、88〜91年の約88%から01〜02年の約43%に半減。喫煙人口も過去40年間で21%に低下した。

 米環境保護当局の推定では、間接喫煙が原因とされる肺がんの死者は年間3400人、心疾患の死者は2万7000〜6万9600人。18カ月未満の乳幼児では、毎年最大30万人がたばこの煙で気管支炎や肺炎にかかっているという。喫煙が原因とされる死者数は年間44万人で全死亡数の2割になっている。

毎日新聞 
ビールに抗がん物質=摂取にはがぶ飲み必要で逆効果も−米大研究者
ビールの主要成分の1つに前立腺がんを防ぐ働きがありそうなことが、米オレゴン州立大学の研究者が発表した研究結果から分かった。研究者の1人、エミリー・ホー氏によると、この成分はホップから見つかった「キサントフモール」で、はっきりした抗がん作用を持つ化学物質。ただし医学的に効果がある量のキサントフモールを吸収するにはビールをがぶ飲みする必要があるという。
 ホー氏はAFP通信に対し、「私の研究では、同物質を必要量取るにはビールを恐ろしいほど大量に飲まなければならないので、ビールを飲むことによる健康面への利点より逆効果のほうが大きいかもしれない」と語った。

 また共同研究者のフレッド・シチーブンス氏(同大薬学部)は「キサントフモールを濃縮した錠剤を作ったり、ホップ内の同物資を増量させることは可能だ」とし、「ドイツの科学者は昔ながらの方法で、発見された同物質を10倍も多く含むビールをすでに醸造している」と述べている。
スチーブンス氏によると、この地ビールは「健康ビール」として市場に出回っているが、がんへの効能についてはまだ確立されたものはないという。
(AFP=時事)

禁煙タクシー 台数加速
世界禁煙デー 広がる『健康守れ』の動き
 肺がんなどの生活習慣病につながる喫煙。そうした健康被害を防ごうと禁煙タクシーを導入したり、路上喫煙を禁じたりする動きが、各地で広がってきた。一方で、新幹線の喫煙車を巡回する車掌や車内販売員が、深刻な受動喫煙の被害を受けているという指摘も。31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」。WHOのスローガンは「どんな形でも装いでも命取り」だ。

 運転手はもちろん、客の喫煙も断る「禁煙タクシー」を一台でも導入した全国のタクシー事業者は、五年間で約八・八倍に増え、台数も約六倍になったことが、全国乗用自動車連合会の調査で分かった。好評の一方、運転手からは「降りる客もいる」との声も。台数は全タクシーの2・8%にとどまっており、同会は「一層の増加を期待したい」としている。

 調査によると、二〇〇五年度末(〇六年四月一日導入分を含む)の禁煙タクシーは、四十四都道府県で計五千八百六十七台(前年度比約一・七倍)。都道府県別では、四月一日に大分市などで全面禁煙を始めた大分県(千五百二十七台)が群を抜き、京都府(七百五十七台)、東京都(六百三十八台)と続いている。北海道・旭川や高知、熊本など地域や協会単位で取り組む例も増えた。

 事業者は五百三十九社で前年度の約一・八倍。また乗務員の喫煙を禁止している車両は、千百七社で計三万四千二百七十二台に上り、全車両の16・4%を占めた。

 導入が進んだのは、受動喫煙の防止を盛り込んだ健康増進法が〇三年に施行されたほか、昨年十二月に東京地裁で「タクシー事業者は、受動喫煙から乗務員を守る安全配慮義務を負う」とする判決が出るなど、たばこ対策の流れが追い風。

 都内で一年前から禁煙タクシーに乗っている男性運転手(66)は「全車禁煙が公共交通機関の役割」とする一方「少数だが文句を言う人や、吸いたいからと長距離の途中で降りる人もいる」と難しさものぞかせた。

■新幹線車掌ら受動喫煙 乗務時間の8割に

 新幹線の車掌や車内販売員は、乗務時間の八割以上で受動喫煙をしていることが、東京大の中田ゆり客員研究員や産業医大の大和浩教授らの調査で明らかになった。

 調査は、昨年十月から先月までの間に実施。東海道・山陽新幹線に乗車して、車掌や販売員の後ろを歩いて、たばこの粉じん濃度を計測した。

 その結果、喫煙車を移動中には厚生労働省が一立方メートル当たり〇・一五ミリグラム以下と定めている室内基準値の三−十一倍もの粉じん濃度が計測された。ホコリなどではないと推定できる〇・〇五ミリグラム以上の濃度で受動喫煙するとしたところ、禁煙車での移動を含めた乗務時間の八割以上になった。

 販売員らが禁煙車でも受動喫煙していることについて、中田研究員らは、扉の開閉やエアコンを通じて喫煙車から隣接した禁煙車に煙が流れるためと推定。以前の調査では喫煙車と隣り合う禁煙車などで、基準値の二−三倍の粉じんが検出された例もあったという。

 中田研究員らは、新幹線は子どもや妊婦も利用する公共機関で販売員には未成年もいると指摘。「法律による喫煙規制が必要だ」としている。

東京新聞



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  • Author:治療百家
  • 全国の治療院・接骨院紹介のホームページ「治療百家」を運営している柔道整復師です。柔整業界や保険制度に詳しくWEB書籍
    接骨院経営・柔整保険請求100の謎」も出しています。



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